2008.11.02

FivaをCF-IDE変換でSSD化(2)~OSインストール

HDDからCF-IDEに換装して0スピンドルとなったFiva。
とはいえHDDからCFにしただけではどうしようもないのでOSとしてWindows2000をインストール・・・しようと思ったのだが、Fivaで使ってるCD-ROMドライブはOSのインストーラーから認識できないという問題があるのを忘れてた。(パナのKX-835)
FivaのFDD持ってないし、USBブートも利かないしまたWindows98から入れるしかないか?
で、リカバリCDを探したのだが・・・ない。
一体どこに仕舞いこんだのか、全然見つからないorz捨ててはいないと思うのだが・・・

仕方ないのでデスクトップのシステムドライブ入れ替えて繋いででインストール、インストール後に旧HDDからのコピーで対応することにする。
デスクトップの一台はこういうときのため?OS起動ドライブをリムーバブルにしてるので助かった。

しかし、ここでトラブル発生。
BiosでCF-IDE変換したドライブをまともに認識しない・・・インストーラーからもHDD無いとかで蹴られる始末。
PIOモード等を設定してようやく認識、OSインストールできたけど、インストール後Fivaに取り付けるもこれまた認識しない。

Biosで手動でモード設定したら認識したがOS起動しない(起動中で止まる)
どうしようもないので諦めかけていたが、調べてみるとCF-IDE変換基板の相性もあるとのこと。
CF-IDE変換基板なんてどうせピン変換だけだしFivaはどうせPIOだから、と甘く見ていたのだが、高いものではないし・・・と試しに玄人志向のCF-IDE変換基板を買ってきた。
そしてCF-IDE変換基板を付け変えたらAutoであっさり認識。

Fivaで使うなら玄人志向の変換基盤で!

前の変換基盤とは向きが逆なのは間違いではありません。
にしてもこの隙間、何か入れたいな・・・無線LANとかBluetoothとか・・・

BIOS認識クリアすればOS起動もおっけー。
うむー。CF-IDE変換基盤なんてピン変換だけだし、DMAならともかくPIOなら相性やら不具合はないと思ってたけど、そんなことはないみたいだ。
それなりに実績のあるものでないと駄目だということだな。

何はともあれFiva102のSSD化完了。
デュアルブートでWindows2000インストールしたところ、なかなかに快適。
HDDに比べ体感ですべてがアップ。サスペンドできない問題もこ起動・終了速度ならWin98でサスペンドするのと変わらないので問題なし。
Fiva102はファンもないので完全に無音。動いているか不安になるくらいだ。
バッテリーの持ちはまだ測ってはいないけど間違いなく伸びてるし、発熱もほとんどない。

これでFivaはまた第一線に戻れるぞ!

それはともかく、これまでSSDに否定的だったのだが、Fivaを0スピンドル化してすっかり認識が変わった。ここまで快適になるとは。
もしNetbook買うならEeePCのようなSSDのものか、SSD化することを前提とするかになりそうだ。

 
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2008.11.01

FivaをCF-IDE変換でSSD化(1)~CF入手、搭載

バッテリーセル交換でバッテリ駆動時間が延びて使えるようになってきたFiva102。
次なるターゲットは0スピンドル化。
SSDもトランセンドの8GBとかなら12500円ほどだし、SSDにするか迷ったのだが、結局A-Dataの266X、8GBが6000円台で手に入ったのでこちらを使うことにした。A-dataの266xはSLCでCF-IDE変換でのSSD化でも実績ある。
今はCFでも300倍速とかあるけど、どうせFivaはPIOしか使えない。120倍速でも足りるくらいで、266倍速でもオーバースペックで十分だ。
で、適当なCF-IDE変換基盤もゲット。 この変換基板選択をいい加減にしたことが後々響くorz

早速換装実施。
Fivaはネジ3本でキーボード外してHDDにアクセスできるのだが、なぜかキーボードが外れない。中で何か粘着テープみたいなものが張り付いてる。
そんなものなかったはずだが・・・とおもいつつ強引に外したところ、どうも中の保護用のパッドやらゴムやらが固着して張り付いてしまったみたい。
古いノートだとこんなこともあるんだなあ。

Fiva102分解。いつ見てもこの「ぎっちり」感は凄い。このサイズに2.5インチHDDだからな・・・

さて、HDDはさらにネジ2本外せばOK。
外した場所にCF-IDE変換+A-data 266X CFカードを設置。そのままだと基板ごと動き回ってしまうのでクッション付の厚手の両面テープで変換基板を貼り付けて固定。

CF-IDEにしたら一気にスカスカに。

CF-IDEにした理由のもう一つは軽量であること。アダプタとCFのセットでも20gしかない。HDDは約100gなので-80g達成だ。
Fivaそのものはセル交換後で900g。
今回はもう絶対に使わないと断言できるモデムボードも抜いた。これが20gなので合計で100gの軽量化達成!800gになった。

換装前、900g

CF-IDEのSSD換装後800gに

HDD部がスカスカに。ここに無線LANかBluetoothか、何か内蔵できそうだな・・・USB1.0だけど配線は引き出せるらしいし。

ただ、一つ盲点だったのが重量バランス。HDDを抜いてしまうとFivaの手前側には何もない。(PCカードスロットがあるので)
どうなるかというと・・・液晶側に倒れやすくなってしまう。フラット気味にすると完全に倒れる。
手前に重りを入れるのは折角軽量化したんだから論外。
まあ机に置いてる限り、そこまでフラットにすることもないし、しばらく様子見てみることにする。

さて、いよいよOSインストール。

 
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2008.10.27

Fiva102のバッテリーセル交換でバッテリーリフレッシュ(1)セル入手~殻割り

国内各社からも続々と出てきて、盛り上がってきたネットブック。
しかし先日取り出してしまったFiva102に愛着が・・・

日本企業の参入も始まってもうちょっと粘ればよりいいものが出てきそうだし、FivaもWindows2000にしたらそれなりにいけそうだし・・・ってことでもう少しFivaを延命しようかと。

まず課題となるのはバッテリー。復活当初は1hギリギリ持ってたんですがどんどん短くなってきてしまった。というか急激に残30分から0になって落ちてしまう。出力電圧が安定してないのかな?
まあもう10年近く前のバッテリーセルってことになるし無理もないか・・・
ツールで確認すると1000mAh。元々の容量は1500mAhだからかなり劣化してますね。
まずはバッテリーを何とかしようと、バッテリーリフレッシュを見たら思いのほか高くて、こんだけ金出すならNetbook買うわ!と言いたくなるような状況。
それなら、と改めて自力のリチウムイオンセル交換を調べてみると何とかなりそう。
はんだ付けの時にセルに熱を加えるとやばいとか色々危険はあるけどやってみることにした。

自力でバッテリーセル交換する際にまず障害となるのはセルの入手。
楽天とか見るとあるにはあるんだけどタブついてないんですよね・・・
リチウムイオンのバッテリーセルにはんだ付けは怖いのでタブ付きがいいのですが。
結局アキバのジャンク屋で3000円で日立の「PC-AB6910」という型番の未使用品(っぽいもの)をゲット。
Fivaのバッテリーパックは11.1v、1500mAh。3.7v/1500mAhの18650セル3本です。

買ってきたバッテリーパックは14.8v、4400mAh。3.7v/2200mAhのセル4本*2と思われます。

日立PC-AB6910リチウムイオンバッテリーパック。

もし交換に成功し完全に使えれば1500mAh>>2200mAhとなり1.5倍近い容量増加。期待が持てます!
セル単体で考えてもFivaのものは10年近く前のものですので、セル性能向上で得られる恩恵が大きいですね。
今は2600mAhのセルとかもあるようなのでこれが入手できれば標準バッテリーで大容量バッテリーに近い駆動時間を得られるのかな?

何はともあれ、セルを取り出さないと話にならないのでおそるおそる殻割り。

注意!!
自分でノートPCのリチウムイオンバッテリーセル交換するのは非常にリスキーです。
取り扱いを間違えると爆発・炎上する場合もありますので、やるならよく勉強した上で自己責任でやってください。
少しでも不安があるならバッテリーリフレッシュ業者に頼だほうが安全です。

この日立のPC-AB6910バッテリーパックですがとにかく頑丈。普通のカッターでは手におえず、捻っても駄目。
こっちは再利用はしないので思い切ってプラモ用に持っていた「Pカッター」で合わせ目をガリガリとやってようやく開けることができました。
セルを取り出してタブを何とか残しつつ切り離して3本確保。

次にいよいよFivaのバッテリーを殻割り。
これまた頑強ですが再利用するので普通のカッターで。日立のバッテリーパックよりは殻が薄く、何とかケースそのものがひび割れたりすることなく殻割りできました。カッターの先が制御基板のチップ表面を切ってしまった&セルの皮膜を裂いてしまい火花が出たのにはかなりビビリましたが・・・

バッテリー殻割り完了。バッテリーパックとして見るとまったく大きさが違うが、中のセルは18650で同じ。

次回はいよいよセル交換です。

 
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