2013.01.10
昨年iPad Mini、Nexus7、kindleFireHDが出そろい、7インチタブレットがかなり充実。特にAndroidタブレットはNexus 7をGoogleが出したことで「スタンダード」が出来、それより質が劣る劣る中華パッドは順当に安くなったりといい方向に回ってきています。
以前からiPadはでかい&重いしkobo Touch&Kindle3では見にくい、GalaxyNoteでは小さい、というA5サイズあたりのコミックやビジネス書などの自炊電子書籍用に7インチタブレットが気になっていたこともあって改めてチェック。
Nexus 7は流石にGoogleが出しただけあって、キャリア紐付き端末や中華パッドでは不安な今後のバージョンアップで安心感。
GPSも積んでるし中華パッドでは無いことが多いBluetoothももちろん搭載。
kindleFireHDは価格含めて本体はそこそこ良さそうなんですが、Google PLAYが使えないのでアプリ面でやや不安。
あと枠は太くても本読むときは持ちやすいと言えるので気にならないけど重いのはちょっとパス。
iPad Miniは重量、画面のアスペクト比共に最適なんですが、単純に他と比べ明らかに高いのとRatinaじゃないとか中身は前のものと同じとか何だかやっつけ感が漂い、iPad3を購入後すぐに新型が出たトラウマが思い出され、ちょっと考えてしまいます。
総合すると現状では3機種の中ならNexus7が一番、というところかな?
ただし、これは3機種ともなんでNexus 7の問題というわけでは無いんですが、MicroSDスロットが無いのでストレージ増設ができず、クラウド利用が前提となっているのが地下鉄通勤者(俺)には16GBではキツイというところが難点。一応Nexus7ならUSBホストも使えるようですが・・・
iPhone4は32GB、GalaxyNoteでも32GB入れてますがどちらも既に飽和寸前。
地下鉄通勤者にはちょっとでも多い方が嬉しいんだけど。
そうなると64GBのあるiPad Miniは魅力的です。・・・高いけど。
こう考えるとどれを選んでも一長一短で、次のバージョンでそれぞれ欠点をつぶしてきた後が狙い目なのかも。
今すぐ、というならGPSやBluetoothに目をつぶり、安いけどMicroSDやUSBが使える中華パッドでしばらく間を繋いで、iPad MiniのRatina化と地下鉄での通信可能化を待つ方がいいのかな、と考えています。
もっとも地下鉄でのネット利用はLTEからじゃなく3Gから。そうなると回線速度はたかが知れてるし、大容量の動画ファイルとかをクラウド化はあまり現実的じゃない。
まずはモバイルNASでも検討する方が私の利用シチュエーションにはあってるのかも。
モバイルNASがあるなら無理に大容量モデル買わなくてもいいし、iOSだろうがAndroidだろうが関係ないし、現状のiPhone、iPad、GalaxyNoteでもLOOX Uでも使える。
現状で他にスマートフォンやタブレット端末があるならまずはモバイルNAS導入を検討して、それから16GBでもいけるか検討しつつそれぞれの次期モデルを待つのがいいのかな。
2012.12.04
たまにkoboやkindleストア見るんですが、実際の本との値段差を見ると本屋でいいじゃん、となっていて、未だに両方あれば紙の方を買っています。
本を自炊してやればkoboだろうがkindleだろうがiPadだろうがiPhoneだろうがGalaxyNoteだろうがPCだろうが、プラットフォームは関係なし。
好きな端末に入れて好きなときに読むことができる。
こう考えられるのも家に自炊環境がそろってるからに他ならないのですが、その中心はやはりScanSnap S1500。
2年ほど前にScanSnap S1500を買ってDC-210Nと組み合わせての自炊環境を整えて以来、大型裁断機のレンタルで一気に裁断・取り込みを行った結果、部屋から本は大幅に減り、本を複数冊持ち歩くことがなくなったので鞄は大幅に軽くなりました。
特にGalaxyNote購入以降はkindle3やkoboのような電子ペーパーではトーンの表示がちょっときついコミック等もGalaxyNoteで読めるので、ほぼ理想のデジタル読書環境が完成。
GalaxyNoteのXiでVPN繋いで家のNAS内の本を持ってきてもいいし、外付けメモリやHDDを持って行ってUSBホストで繋いでもいい。
鞄には絶対に入りきらないようなシリーズ全巻、とかが片手に収まっているのはいいものですw
こういった環境の中心にして必須アイテム、それがScansnap。
そんなScanSnap、S1500でほぼ完成型になったのかまったく新型のでない状態が続いていたのですが、最近のライバル登場にあわせてきたのかついに新型登場。
WiFiにも対応し、速度向上、厚手の紙もいけるようになった模様。
全般に更新されていますが、何よりもパッドがなくなりローラーになり、寿命が倍に。
コレは正直うらやましいところ。
まあ私の場合パッドの方は自作パッドで済ませているのでコスト的にはちょい高めくらいで済んでますが、ローラー寿命が倍、というのは素直に羨ましいです。
後はローラーになったことで重送がどうなったか。
現状、自作パッドではないオリジナルのパッドを使っても静電気で紙同士がくっついてしまうような薄手の紙やマンガ雑誌のような紙質だと重送が出やすいので、特に枚数も多いマンガ雑誌スキャンはちょっと気が重い作業なのですが、これが解消されてるなら雑誌スキャンが捗りそう。
この辺はどうも未知数で、構造的には良くなってる「ハズ」という各所のレビューはあるんだけど、重送がどの程度改善されてるかは自炊に実際に買い換えたユーザーじゃないと分からないと思うので、レビュー待ち。
これから買うなら、と考えるとこれまでの様子ではScanSnapは値崩れが少ないし、他社の追随を許さない事実上の「オンリーワン」なので、よほど価格差がなければ新型の方がいいでしょう。
S1500も自炊用にはそれほど不都合無いのですが、現在の価格差である1万円強ならランニングコストも考慮すると新型1択かなー。
私は実際に入手するのはS1500が壊れたら、になると思いますが、いつか試してみたいところです。
2012.11.03
ScanSnapS1500のパッド交換しました。また自作パッドです。
厚みを見る限りまだいけそうだし、実際普通の小説とかなら問題ないんですが、コミック雑誌だと紙質もあってそれなりに重送が発生するんで早めに交換。
純正だとそれなりの値段するパッドユニットもパッドのゴムだけ自作して交換するならコストはほぼ無視出来るくらい安く済むし、あまりケチる理由がありません。
自作パッド制作記事はこちら。
ScanSnap S1500のパッドを自作した
43394枚。純正パッドの寿命5万枚と考えるとまだいける。実際、普通の本なら問題なし。
右奥が使った自作パッド。
左奥は今回新しく作った新品、手前2枚が使い古しの純正です。
ギリギリいっぱい(6万枚位だったかな?)使った純正パッドよりはまだ若干の余裕あり。
耐久性も大体問題なさそうですね。自作パッド、お勧めできそうです。
またゴム板から切り出してベースに装着。
前回の経験もあるので切り出しから装着まで10分かからず作業完了。
まだゴム板残ってるなあ。
Amazonで2mmのシリコンゴムシートとかあるので試してみたい気もするのだけど。
交換後はコミック雑誌でも重送なしでスキャンできるようになりました。
ここしばらく雑誌スキャンはサボってたので溜まってきてるので、さっさと片付けましょう。