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2011.06.22

ファイルサーバーの代替としてNAS導入

ファイルサーバー兼動画エンコード用自宅サーバーとしてPentiumDC E5200の自作機を別途使っているのですが、エンコードしてるときはともかく、ちょっと中のファイルがみたいというときにまで一々立ち上げるのは結構面倒だし、結局電源点けっぱなしになってしまう。

サーバーなら電源点けっぱなしが基本なんだけど、今のご時勢、節電には協力したい。
一応WOL設定してアクセスなければ休止になるようにしているんで、外から使いたい時もはPhoneからWOL起動してリモートで使えるようにしているけど、家で他のPCで使ってる時もファイル共有のためだけに起動しているというのも微妙。

PPTPサーバー機能はWZR-HP-G302Hでルータに統合できたし、どうしてもコイツを常時起動しておかなければという理由も少ない。
ファイルサーバーならNASなんだけど、過去に買ったBuffaloの「HD-HLAN」がとにかく遅くて遅くて、ちょっとNASにいい印象がない。
まあ最近のNASはGigabitLAN対応してるし、調べてみてもそこそこの速度は出てる模様。

で、改めてファイルサーバーとNASを比較してみたが、消費電力はもう比べられないレベル。
機能面についてはモノによるけど、Linux搭載してるやつならどうとでもなる。
iPhone4から家にVPNで繋いでファイル取り出す位なら問題なさそう。

それならNAS入れてみるか、ということでNASを追加導入しました。

NAS導入、といっても積極的に新品探してた訳ではなく、迷ってる時に中古でIOデータの「HDL-GX750R」というやつをたまたま見つけたので購入。
「GX750R」という型番で大型2輪の試験で乗った「GPX750R」を思い出すのは俺だけか。

2008年8月に発売終了、と今となってはかなり古い代物ですが、Gigabit対応、DLNAサーバー機能、iTunesサーバー機能、SATAハードディスク搭載、eSATA1本+USB2本で計3台HDD増設可能、と欲しい機能はだいたい網羅。
そもそもHDL-GX750Rは2008年で終了してますがこれより容量が少ないHDL-GX500Rは2011年2月まで売ってたようでまだ市場在庫もあり、ファームウェアもREGZA対応までしてる位。
OSはLinuxで市場に出ている期間が長いこともありHDD交換の手順やTelnet有効化な情報も豊富。
これが中古で6480円はかなりお得なお買い物じゃね?とホクホクです。
筐体もプラじゃなくアルミだし見た目は悪くない。

HDL-GX750R
HDL-GX750R。大きさは外付けHDDと同サイズ、というか他に持ってるIOデータの外付けHDDと同じ。


まだAmazonで買える。 後継品はHDL-S2.0かな?でもeSATAは付いてない。

早速動作確認。中古だし一応。一通り問題なし。

問題は750GBという容量。ThinkPadX201のバックアップにはちょうどいい容量ではあるのですがちょい少ない。
開腹して確認したところ、HDDはSeagate。これは交換。
WD20EARSだとWD Alignしなきゃいけない様子なんで、今回は日立HGSTの2TB、0S03224にしました。元の750GBは安定稼働確認できたらバックアップにでも使います。
ちなみに元のSeagate、Telnet有効にしようと抜き出してデスクトップに繋いで見たらもう有効になってましたw
前オーナーも弄ってたんでしょうね。

早速HDD換装。
どこか変なところ弄ってあるのか、最初ディスクコピーでやったんですがどうにも領域拡張がうまくいかず、さらに元々のRAID構成がおかしかったようで少々苦労しましたがTelnet経由でコマンド駆使して何とか換装成功、2TBに。
ネット上で情報多いってのはいいですねー。先人に感謝。

さらにeSATAにも手持ちのOwltechのガシャポンパッ(OWL-EGP-35/EU)ケースに手持ちのWD20EADSを入れて繋いで、計4TBのNASになりました。
基本、RAIDのファイル保存性はあまり信じてないんでRAIDは導入なし。2台はそれぞれ別に使います。
バックアップは別環境に、が基本だと思う・・・

HDL-GX設置
設置。ラックの隙間に「ガシャポンパッ」と。

転送速度はNASとしてはまあ許容範囲。

HDL-GX750R_転送速度.jpg
もうちょっと速度欲しい、とは思いますが実際に使うと3TBのTSファイル転送でも我慢できる範囲なのでまあいいでしょう。

QNAP ターボNAS TS-119あたりならもっと速度出るんでしょうが、価格も高いしねえ・・・

ファイルサーバー転送速度.jpg
ちなみに現ファイルサーバーでは転送速度こんな感じ。ファイルサーバーと比較するとやっぱ速度差がある。
このあたりは妥協が必要かな・・・

このHDL-GXR、中身は普通にLinuxなのでファイルサーバーとしてだけではなく、色々と入れてiPhone4/iPad2用の各種サーバーにするのも良さそうです。

とりあえず思いつくのは
・ComicGlassサーバー
ComicGlass用として配布されてるMediaServerをNAS用に。
・AirVideoサーバー
AirVideoサーバーのLinux版がベータ版で出てる。
ffmpegでのエンコはNASのスペック的に実用にならないだろうけど、エンコ済みファイルなら大丈夫か?
・・・DLNAが使えればいらないかな?

まずはDLNA再挑戦ですね。
iPad2から見られれば使い勝手が一気に上がりますんで。

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