2010.06.19
ウルトラベースX200レビュー
ThinkPad X201i購入動機となったウルトラベースX200。
ちょうどアドエスのW-SIM黒耳切替等もあり遅くなりましたがようやくレビューを。
ThinkPad X201購入
ThinkPad X201iでWindowsエクスペリエンスインデックスしてみた
大きさは6セルバッテリーの本体より大きめ。9セルでぴったりになるよう作られているようです。
電源、USBx4、D-SUB、DisplayPort、GigabitEthernetと一通りの端子がそろっており、こちらに外部モニタやキーボード、USB機器やLANを繋いでおけば上にThinkPad本体を乗せるだけで使えるようになります。残念なのはeSATAがないこととUSB3.0には対応してないことでしょうか。
USBについては本体の3つも使えますので7つと十分な数が確保されているのですが・・・
ウルトラベース側に電源を繋いでおけば上に乗せるだけで充電可能。
さらに、予備バッテリーの充電口もあるので予備バッテリーがあれば使いながら同時に充電OKです。
電源スイッチはウルトラベース側正面にもあるので、モニタを閉じた状態で乗せて電源ON、も可能。
取り出しはレバーを引くだけでロックが外れるので、持ち出しの際も楽々、と家やオフィスでは薄型デスクトップとして、出かけるときはモバイルで、と同じ環境をどこでも使う、ということをかなりまじめに考えた作りかと思います。
早速一緒に注文しておいたDisplayPort-DVI変換アダプタでメインモニタのW241DGに接続。
最初はデスクトップがDVIに繋がっていたのでさらにDVI-HDMI変換コネクタ経由HDMIの方に繋ぎましたが問題なく繋がったものの、W241DGのHDMIはサスペンドにならないのでDVIに接続(今までDVIに繋いでいたデスクトップをHDMIに接続にしました)。
ウルトラベースX200にはセカンドベイがあり、DVD-RやHDDが追加できるようになっています。
ウルトラベースX200側の端子はMicroSATA。ここに専用のDVD-RやHDDベイ経由でHDDを追加できるようになっています。ここからなんとかeSATAを引き出せないか検討中。
問題はMicroSATA。ウルトラベースX200側が凹端子(メス)なんですが、MicroSATAの変換ケーブルや変換アダプタなんてほとんどありません。
見つけたと思ったらMicroSATA側がMicroSATAのHDD用、つまり凹端子だったりで使えない・・・
なんとかしてここは一度通常のSATAに変換する必要がありそうなので、とりあえずセカンドベイ用HDDアダプタ注文しました。今回は純正品ではなく、互換品が若松通商で2980円でありましたのでそちらを。
これで少なくとも通常のSATAには変換できそうなので、後はスペース的に可能かどうか見てみて、行けそうならeSATA化、駄目そうなら2.5インチHDD増設かな。
このウルトラベースX200を接続することでデスクトップライクに使えるThinkPad X201iですが、こういったドッキングデバイスはそれなりのスペックのあるモバイル機だと恩恵が大きく、いいこと尽くめだと思うのですが、他社ではあまり実装されていません。
旧型LOOX Uなどはそれを実現していたので気に入って使っているのですが、新型では省かれてしまったようだし・・・
(LOOX Uは日常用のデスクトップとして使うには少々辛いけど・・・)
確かに最近は本体側に各種コネクタが充実してきているので不要というのもわかるのですが、各種コネクタを毎回つけたり外したりが面倒くさいからいっぺんに、という私のような人にはこのウルトラベースX200、最高です。
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