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2012.02.05

格安大型裁断機レビュー

iPhone、iPad、kindleで自炊した本を読むのがスタイルとして定着し、片付けの一環として大量の本を一気に自炊することにしたたので、Amazonでも売られている「格安大型裁断機」を導入しました。 とはいえ、一気にやってしまった後はどうするか未定なので今回はスキャレンでレンタルしました。新品でもAmazonで9000円ちょっと、レンタル1ヶ月で送料2600円込みで6000円ちょっと、とたいした差ではなく、買ったほうがいいんじゃね?という心の声を「片付けのためなんだから部屋に大物増やしてどうすんだ」という理屈で押さえ込んでのレンタルですw

この格安大型裁断機の裁断能力やら使い勝手はあちこちにレビューありますんで、ほかであまり説明されてなかった設置関連や裁断時の注意等をレビュー。 まずは設置関連から。

1、仕様上の寸法は38cm×53cm×17.5cm ですが、実際の設置寸法は結構な空間が必要。

幅はまあ紙を取り出したりしなきゃいけないんである程度必要なのはわかるが、棚の中段に置こうと思った場合盲点になるのがアームの長さ。 これに見事に引っかかり、当初想定していた場所に設置できませんでしたorz

2012_02_04_120758_100_PANA アームを上にあげたところ。ここまで上げないとアームの安全装置はロックされず、刃も上がりきりません。 アーム握って刃を下ろしたりすることも考えると上に80cm以上の空間が必要です。 (横に置いた木材(2×4材)は長さ60cm) ちなみに設置平面積は写真の状態で60cm×45cmの板を引いてその上に置いていて、棚そのものは60cm幅。 幅は45cmではやや足りないけど、大体50cm位あれば実用はできそうです。

もう一点、奥行きですが手前にも10cmほどアームや紙押さえのハンドルがはみ出ます。 底面積で奥行き58cmですが、実際には70cmほど必要です。

2012_02_04_120656_100_PANA 奥行き60cmの板に載せた状態。アームとハンドルがはみ出します。

2、棚の対荷重には注意必要。

これまた仕様上17kgということで相当に重いのですが、それ以上に切断の時にはアームを押し下げます。 紙質にもよりますが、厚さ3cmほどの本を切るときにはかなりの力、というか体重かけて「うおりゃあ」という感じになります。 今回レンタルした際に使い込んで刃が劣化している状態を知りたかったというのもあり、新品刃オプション付けなかったんですが、切れ味の問題もあるかも?

つまり、この大型裁断機を置く台にはその分の力もかかります。それも刃というかアームの部分にピンポイントで。 今回は水槽を置いて震災に耐えた実績のある台なのでまず問題ないだろうけど、耐荷重40kgとかの机だと危なそう。 不安感じるなら床に置いて使った方が無難。

2012_02_04_120942_100_PANA 試しに切った古いMCSE教科書。約3cm、460ページ。 これは紙質いいので切るの大変だった。ガッツリ体重乗せてようやく切れた。

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こっちはまんがタイムきららフォワード。月刊誌らしく厚みは結構なもの。 厚さは同じくらいだけど紙質のおかげかMCSE教科書よりは遥かに楽に切れました。この厚みを一発で切れるのは凄い。 コミック雑誌メインならこの格安裁断機、むっちゃ捗ります。

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こんな感じに設置。手元見にくいので照明追加してます。

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